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5月1日、気仙沼より [気仙沼の状況]

昨日今日届いた善意を、気仙沼と唐桑地区に届けてきました!中井公民館は初訪問。皆さん喜んでくださいました。エプロン、メガネケース、白髪染めは全く届いていないらしく、かなり喜ばれました。ご支援くださった皆さんのおかげです、ありがとうございます!

唐桑のあるお宅でのお話。震災当日、近くの高台から唐桑のコメリの方を見て驚いたそうだ。押し寄せた津波はコメリを中心に渦を巻き、車も瓦礫もぐるぐると凄い勢いで回っていたらしい。気仙沼と唐桑を繋ぐ重要な道路が津波被害に遭い、きっと生きた心地がしなかったことだろう・・・。

気仙沼の唐桑、小鯖地区と鮪立地区の地盤沈下がかなり酷いのを実感した。小鯖は岸壁より海面が高くなっていて、応急的に高く作られた道路すら浸水しそうなほど。鮪立は防潮堤で隔てられているものの、道路より海面の方が高くなっていた。どちらもそのままでは決して人が住める状態ではない。

今日嬉しかった事。唐桑の舞根地区をお散歩してた真っ白ふさふさわんこと戯れられた事。『洗ってないんで汚いですよ』って言われたけど気にしない。可愛いし!もこもこだし!ふわふわだし!可愛いし!!・・・猫とも戯れたいなあ (´;ω;`)

家が揺れるほど風が強いとちょっとビビる。余震かと思って眠れない。

被災地を思って泣いて、被災地を思って怒ってくれる人がいる。それだけで明日も頑張れる。

気仙沼より。気持ちよく晴れてますが、かなり風が強いです。粉塵が目に入りますので、ゴーグル等準備を。最高気温は13℃、天気はずっと晴れの予報です。

避難所に物資を届けに行くと複雑な気分になる事がある。『皆で分け合って使えるもの』であっても、『自分のもの』として独占してしまう事が多い。確かに平等に行き渡るように届けるのは無理なのだが、だからこそ我先にと次々に物資を抱え込む人々を見ると悲しい。避難所内でも軋轢があるのだろうな…。

人数が少ない避難所でさえ譲り合いの精神が薄れている。謙虚ささえも薄れてきている気がする。何もかも失い大変なのだから支援に甘えていいとは思うし、精神的余裕がない事も考慮には入れるが、それとこれとは別だと思う。人間性の問題。こういう非常時こそ、良くも悪くも本性が見えるのだろう。
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